先制ホームに3安打 俊足巧打を発揮した巨人ルーキー・重信の存在感

紅白戦で見せた存在感

 巨人は宮崎キャンプ第3クール3日目の12日に初の紅白戦を行った。白組の2番打者にはドラフト2位ルーキーの重信慎之介外野手が入り、今年の巨人の”初得点”に貢献。3安打をマークした。

 6回まで投手戦が続き、両組とも無得点だった。迎えた7回。イニングの先頭で打席に立った重信は同じく新人の中川からセンター前ヒット。コンパクトに振り抜いて二遊間を割った。続く亀井善行の右中間への当たりで、一塁から快足を飛ばし、一気にホームイン。先制のホームを踏んだ。トップスピードに乗った22歳は速かった。

 重信は初回に先発のマシソンから一塁への内野安打。7回はセンター前。8回には宮国から流し打ちをし、4打数3安打とアピール。50メートル5秒7の俊足が注目を浴びているが、ボールにさかわらずに打ち分ける打撃センスの高さも見せた。実戦にも強い、楽しみな存在が現れた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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