日ハム中田、今季初猛打賞も「実戦感覚はまだまだ」

紅白戦で3安打、「僕の中では名護での10日間がラストスパート」

 日本ハムの中田翔内野手が14日(日本時間15日)、今季初の猛打賞をマークした。

 米アリゾナ州ピオリアで行われた紅白戦に白組「4番・一塁」でスタメン出場。初回1死三塁、有原から実戦6打席目で初安打となる適時打を放つと、3回1死では瀬川から左前打。5回1死一塁の鍵谷からの右前打と合わせ、3安打1打点をマークした。

 3月5、6日に行われる侍ジャパン強化試合の代表メンバーに選ばれた大砲。まさに“御礼猛打賞”となったが、試合後はシーズン開幕前の調整の難しさを打ち明けた。

――侍ジャパンに選出された。

「時期が時期なので、ちょっと難しいですけど、キャンプ中にしっかり体を動かして万全な状態でいきたいと思います。全力を尽くしてチームが勝てるように貢献したいですけど、終わったらシーズンがある。正直、(侍ジャパンへの)ちょっと気持ちの入れ方が難しさはある。シーズン前とあって、ケガなく終えられたらいい」

――紅白戦では猛打賞をマークした。

「良くもないし、悪くもないです。徐々にバットは出つつありますし、逆にまだまだかなと思うところもあった。まだこの時期ですし、ましてや紅白戦。結果的にはどうでもいい。ただ、ボールがしっかり見ることが出来たのは良かったと思います」

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