地元メディアが田中将大の驚異の“無敗”を特集 「彼はシーズン24勝0敗の4分の1まで来ている」

現時点で彼を疑う人間が誰かいるのだろうか

 現地時間14日のメッツ戦で無四球で自身メジャー初の完封勝利を挙げたヤンキースの田中将大投手について、地元メディアが楽天時代から継続する無敗記録が果たして途切れるかどうかを特集している。ESPNが「マサヒロ タナカが敗れることはあるのか?」と大見出しで報じた。

「タナカはシーズンの4分の1を終え、年間24勝0敗のペースだ。彼自身も昨シーズンの日本での無敗記録を再現することに関して、否定していない。そして、現時点で彼を疑う人間が誰かいるのだろうか」

 特集の書き出しではこう記しており、圧巻の投球を続ける田中の無敗が今後も継続する可能性に言及している。

 田中は現在6勝0敗で防御率は2・17。この勝ち星はヤンキースの新人としては1950年に9勝0敗を記録し、1974年に殿堂入りしているホワイティ・フォード以来、64年ぶりの成績だという。

 田中が先発した試合ではヤンキースは7勝1敗。一方、他の投手の先発時は合計13勝18敗。この数字を見ても、田中への依存度の大きさが浮き彫りになる。また記事では、楽天時代に遡ると田中がこれまでレギュラーシーズンで先発した試合で42戦で黒星を喫していないことについても触れている。

 田中には7つの球種があり、メッツの打者は時々どのボールが来るのかを予測していたが、関係なかったという。メッツのダニエル・マーフィー二塁手は「どのボールがくるのか分かっていたけれど、打てなかった」と嘆息するように、メッツは散発4安打に抑えられた。

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