今季優勝の西武がファンクラブ特典DVDを撮影　普段は見られない気さくな一面も

西武ファンクラブの特典DVD撮影、森ら6選手が参加

　埼玉西武ライオンズの「2019年ファンクラブ会員」の特典DVDの撮影が都内で行われ、榎田大樹投手、熊代聖人外野手、岡田雅利捕手、小川龍也投手、外崎修汰内野手、森友哉捕手の6選手が参加した。今シーズン印象に残った試合などをテーマに話が進められ、トレードで加入した榎田や小川の素顔が垣間見られる座談会となった。

　最初に各選手が今シーズンを振り返った。阪神からトレードで加入し11勝を挙げた榎田は「西武に来られてよかった。去年は3試合しか投げていない。求められてきたと思っているからすごくやりやすかった。周りからも『チャンスが来てよかったな』と言われた」と、充実した表情を見せた。シーズン途中の7月に中日からトレードで加入し、15試合に登板した小川は「最初は不安しかなかったが、気さくな方が多くて楽しい1年だった」と話した。また、岡田らは小川に最初に会ったとき「見た目が怖くて先輩だと思った」というエピソードも披露している。

「今シーズン印象に残った試合は？」というテーマでは、森は「優勝を決めた試合など、今年はいっぱいある」としながらも、6点差をひっくり返した8月14日の対オリックス戦を挙げた。また、外崎は「今シーズンはサヨナラの時にネクストにいた試合が3、4回あり、緊張していたから印象に残ってる」と話し、7度のサヨナラ勝ちを決めた今季の強さを象徴する話につなげた。

　ファンからの質問に答えるコーナーでは、岡田に「ライオンズの選手に娘さんを嫁がせるとしたら誰なら許せますか？　また、だめだという選手はいますか？」という質問が寄せられ、「100％こいつ。絶対イヤ」と森を指名する場面も。「何でですか？　めっちゃいいパパになりますよ」と森も応戦し、大きな笑いが沸き起こった。また、後半では外崎がファンからの要望に応えて津軽弁を披露するなど、普段は見ることのできない一面を覗かせた。

　収録を終えた岡田は「今シーズン、応援ありがとうございました。来シーズンもぜひ、ここにいる6人を応援してください」と、ファンにメッセージを送った。

（篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki）