西武ドラ4粟津が新人一番乗りでブルペン入り「力みもなく球質のいい球」
第3クール初日に捕手を立たせて直球15球
西武ドラフト4位の粟津凱士投手(東日本国際大)が17日、ルーキー一番乗りでブルペンに入った。西武第二球場で行われた新人合同自主トレ第3クール初日に、「遠投の感覚がよくなってきたので、傾斜を使って投げようと思った」と捕手を立たせて直球15球を投げ込んだ。「力みもなく球質のいいボールを投げることができました」と上々の感触を口にした。
当初の予定通り、順調な仕上がりを見せている。「第3クールくらいから投げ始めようと思っていた。焦らないようにと言われているけれど、好きなタイミングで(ブルペンに)入るのが自分の調整方法なので」と話し、今後もマイペースに調整を続けていくが、照準はもちろん2月1日のキャンプインに合わせている。
キャンプのメンバー振り分けは、この日に都内のホテルで行われる編成会議で大枠が決まる見込み。辻発彦監督は、大学や社会人から入団した選手について「(1軍で)見てみたい」とA班スタートを示唆している。粟津は「1軍に連れていってもらえるのであれば、見てもらえるチャンスも多くなる。アピールをしていって評価してもらえたら」と前向きに話した。
(安藤かなみ / Kanami Ando)