日ハム吉田輝も続けるか キャンプ2軍スタートから活躍した2018年ルーキー

ソフトバンク・大竹耕太郎【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・大竹耕太郎【写真:藤浦一都】

ホークス育成だった大竹はキャンプ2軍から支配化&プロ初勝利と大ブレーク

 プロ野球のキャンプインまで2週間を切った。各球団ではスタッフ会議が行われ、春季キャンプの練習方針や1、2軍メンバー振り分けなどが行われている。

 キャンプの注目の1つがルーキーがどこまで1軍で通用するかだろう。昨季は2017年ドラフトで目玉だった日本ハムの清宮幸太郎やDeNAの東克樹、オリックスの田嶋大樹ら即戦力と期待される選手がキャンプ1軍スタートとなる一方、そうでなかった選手たちも多い。ここでは17年ドラフトでプロ入りし、キャンプ2軍スタートながらも、シーズンに入って活躍した選手たちを紹介したい。

 昨季中に最もブレークしたのはソフトバンクの大竹耕太郎だろう。早大から育成ドラフト4位でプロ入り。育成選手ということもあり春季キャンプは2軍スタートとなったが、ウエスタン・リーグで大活躍。22試合に登板し、8勝0敗、防御率1.87と好成績を残し、7月29日に支配下登録された。

 背番号も「133」から「10」と高い期待をかけられ、初登板初先発となった8月1日の西武戦(メットライフドーム)では8回2失点に抑えて初勝利。シーズンでは11試合登板し、3勝2敗、防御率3.88をマークした。カーブ、スライダー、チェンジアップなどを操る技巧派左腕は、今年も開幕ローテ入りし、1軍定着を果たせば、2桁勝利も見えてくるはずだ。

巨人の大城は開幕戦初安打と新人最速アーチ

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