デビュー戦勝利の前田健太に最強左腕も脱帽 まさかの一発に「敵わないよ」
黒田の親友・カーショーも前田を絶賛「彼は全てを成し遂げた」
ドジャースの前田健太投手が6日(日本時間7日)、メジャーデビュー戦となった敵地パドレス戦で6回5安打4奪三振無四球無失点と快投し、4回にはメジャー初ホームランも放つ大活躍を見せた。7-0での勝利に貢献し、初登板初勝利を手にした日本人右腕のバッティングに、メジャー最強左腕の同僚クレイトン・カーショー投手も脱帽している。MLB公式サイトが報じている。
パドレス打線を無失点に抑えていた前田が敵地を騒然とさせたのは4回だ。1死走者なしで相手先発キャッシュナーのスライダーをレフトスタンドへ運んだ。
この衝撃の一発に誰よりも興奮したのが、ダッグアウトのカーショーだった。前田の大飛球の行方を見届けると、エースは両手を天に高々と突き上げてガッツポーズ。狂喜乱舞のまま、前田をベンチで迎え入れた。
現広島の黒田博樹投手がドジャースに移籍した08年に、ともにメジャーデビュー。ベテラン右腕が11年シーズン限りでドジャースを退団し、ヤンキースに移籍するまで、キャッチボール相手を務めた。記事によると、黒田の親友であり、親日家でもあるカーショーは「彼が我々ができると信じていた全てを成し遂げたね。ホームランも打ったんだから、敵わないよ」と脱帽したという。