日本ハム栗山監督、“斎藤VS清宮”の勝敗は? 「幸太郎に文句多いけど」
フリー打撃で対戦した斎藤と清宮の勝敗を問われた指揮官は…
日本ハムの栗山英樹監督が6日(日本時間7日)、米アリゾナキャンプで行われた斎藤佑樹と清宮幸太郎の“初対決”に「楽しかった。単純に楽しかった」と目を細めた。
早実の先輩、後輩対決を見届けた指揮官は「楽しかったです。単純に楽しかった。プロ野球というのはこれだけ世代間があってやるものなので。結果に関しては大先輩に関係なく勝負しなければいけない世界。そういうの含め野球を楽しんでもらえればいい」と笑顔を見せた。
昨季は2年ぶりに未勝利に終わり今季プロ9年目を迎える斎藤に関しては「佑樹に関しては覚悟して入って来てるのは分かっている」と語り、フリー打撃で一発を放った清宮には「幸太郎に関しては手首のこと気になっていたけど、これで上げられると思って背中こっち来てから押し続けている。あとは本人がこっちの『なんで覚悟させてやっているか』というのが伝わっていると思う。それは彼が打って表現してくれるしかない」と語った。
“斎藤VS清宮”の勝負の勝敗を問われた指揮官は「バッターこの時期初めてピッチャーみるから大変なのはわかるけど」と前置きしながらも「どっちかに文句多いんだったら、幸太郎に文句多いけれど。まぁそれはゆっくりと」と清宮に“ダメ出し”した。
今後も実戦形式が入ってくることなるが「明らかに競争は起こっているとこっちは思っている。僕が決めるではなく、自分で試合に出てくださいということはお願いしてる。それがいい形に進んでくれれば幸せです」とナインたちの奮起に期待した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)