復活目指すダルビッシュに同僚が太鼓判　「彼は今素晴らしい感覚、吉報だよ」

昨季14勝を挙げたヘンドリクスがダルの回復具合を絶賛

　カブスのダルビッシュ有投手は移籍2年目のシーズンに向け、リハビリを進めている。完全復活を目指し順調に調整を続ける右腕にチームメートも安心しているようだ。地元紙「シカゴ・トリビューン」電子版が報じている。

　移籍1年目となった昨年は9月に右肘手術を受けるなど故障のため、思うような活躍を見せることができなかったダルビッシュ。記事では手術後からリハビリを続け、現在ではブルペン入りを果たすまで回復した右腕を「昨年オフに『スターFA先発投手の一人』と注目されていた姿を取り戻そうとしている」と、復活に期待。

　1月に行われた球団のコンベンションに参加したダルビッシュが「昨年よりも落ち着いているようだった」とし、その理由が「肘の状態が良好なおかげ」と言及している。

　昨季14勝を挙げたカイル・ヘンドリックス投手もダルビッシュの回復具合を喜んでいるようで「昨年彼の身に起きたことは残念だった。誰もが彼のことを気の毒に思うだろう。だけど、彼は今素晴らしい感覚だし、健康だから少しばかり投げれているね。間違いなく吉報だよ」と語っている。

　今オフは目立った補強のなかったカブス。昨年、期待を裏切ったダルビッシュの完全復活が最大の補強になるはずだ。

（Full-Count編集部）