ハム松本剛、途中出場で同点二塁打 「今年はなんとしてもって気持ち」

日本ハム・松本剛【写真:石川加奈子】
日本ハム・松本剛【写真:石川加奈子】

昨シーズンは結果を残せず「言葉には代えられないくらいの悔しさ」

 日本ハムは11日(日本時間12日)、アリゾナ州スコッツデールのソルト・リバー・フィールドで韓国NCダイノスとの練習試合を行い、5-3で勝利した。途中出場の松本剛内野手が8回に同点二塁打。「1打席しかない気持ちで準備してましたし、そういう意味ではいい結果が出たかなと」と納得の表情だ。

 1点ビハインドの無死一塁からセンターオーバーの大飛球。「けっこうイメージ通り打てた」と話し、「自分が意識していた高めの見極めと、来た球を素直に打ちにいくっていうのは決めてたので、そういう意味では今日は良かったなと」手ごたえを感じている。

 2017年には115試合に出場し打率.274とブレーク。侍ジャパンにも選出された。しかし昨シーズンは打率.222と結果を残せず、出場試合数も54試合と大きく減らした。「本当に僕自身めちゃめちゃ悔しい思いをしましたし、言葉には代えられないくらいの悔しさがあったので。今年は何としてもって気持ちが強い分、今日みたいに後から行くゲームっていうのが増えてくる思うんですけど、そこでいただける1打席、多ければ2打席っていうのを本当に大事にして。その打席数が少しずつ増えていけるように」と必死だ。

 栗山監督も松本らが結果を残したことについて「何とかしないといけないという必死な思いがああいう形になるのは凄くいいこと、良かったと思います」と高評価。限られた出場機会の中、レギュラー再奪取へ猛アピールを続けていく。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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