ホークス東浜、今季初登板へ テーマは「一人ひとり全力で」

2軍戦4試合で防御率0.90、「準備はしっかりしてきた」

 ホークスは、15日からヤフオクドームで対イーグルス3連戦。2軍調整の攝津正に代わって、初戦を託されたのは東浜巨だ。

 東浜は開幕ローテこそ逃したものの、2軍戦では4試合に登板して防御率0.90の好成績をあげ、同じく2軍で調整を続ける中田賢一、岩嵜翔よりも早く1軍切符を手にした。

「(1軍での登板は)思ったより早かったが、下準備はしっかりしてきました。オープン戦でもヤフオクドームで投げる機会がなかったので、今季初めてになりますが、やってきたことを1球目から出せるようにがんばります」

 プロ入り3年目の昨季は自己ワーストの1勝に終わったが、契約更改時には1軍先発陣のバックアップ要員として常に準備を整えていたことを評価された。ただ「シーズンを通して1軍で投げたい」という気持ちは強く、オフには体力強化のために単身で米国ロサンゼルスに乗り込んでトレーニングを重ねた。

「ファームで『一人ひとり全力で』をテーマにやってきたことが、いい結果につながっていると思うので(1軍でも)同じようにやっていきたいですね。球速はオープン戦よりも出てはいますが、スピードよりも低めに強い球を投げることを意識していきたいです」

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