中日・松坂がキャンプ離脱 西山球団代表「今日見てもらってから」再合流未定

中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】
中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】

沖縄県内の病院で右肩炎症と診断、関東地方の病院で精密検査

 中日の松坂大輔投手が、沖縄・北谷町でキャンプを行っているチームを離脱した。この日、球団がセカンドオピニオンを求めるために、この日の練習には参加しないと発表。西山和夫球団代表は「結果を見てもらってから判断します。沖縄を離れたかどうかは言いません」としたが、キャンプ2度目の休日となった13日に沖縄を離れ、関東地方の病院で精密検査を受ける模様だ。

 松坂は沖縄キャンプ中に、ファンに右手を引っ張られた際に右肩に違和感を訴えた。グリーンカード(米国永住権)取得のために5日に渡米し、1泊3日の強行軍で8日に帰国。その後も違和感は取れず、12日に沖縄県内の病院で検査を受けた結果、「右肩の炎症」と診断されていた。

 沖縄キャンプ第3クール初日となったこの日、キャンプ地の北谷公園野球場で報道陣に対応した西山球団代表は「今日見てもらって、報告があると思う。そのあとにまた皆さんには報告します。キャンプに参加するのはいつになるかは、またお知らせします。いつ参加できるかは結果次第。万全を期すために静かにしてもらえると。最短でスローができるようにしたいので」と語った。松坂は前日のうちに沖縄を離れており、かかりつけのドクターによる診察と検査を受ける模様で、キャンプの再合流についてなどは未定だ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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