イチローも最高のスタンスにノミネート？　MLB公式が歴代の名打者から17選

マリナーズファンは「スタンスでイチロー＆スイングでグリフィー」の2大スター推し

　打者にとって、打席に入る時のスタンスは重要だ。ただ、見ているファンにとっては個性があって、楽しみのひとつでもある。MLB公式ツイッターでは「どのバッティングスタンスが史上最高？」と見出しを付け、歴代の名打者たちのスタンス、独特な打撃フォームを使った17人を紹介している。

　1分間の動画では歴代1位の通算4256安打をマークしたレッズのピート・ローズ、歴代7位の通算630本塁打を記録したマリナーズのケン・グリフィーJr.、アストロズのジェフ・バグウェルといった大打者や、ソフトバンクでもプレーしたオリオールズのトニー・バティスタ、元楽天でレッドソックスのケビン・ユーキリス、元広島でヤンキースのアルフォンソ・ソリアーノら日本に馴染み深い選手も収録されている。投手ながらもメッツのバートロ・コロンが紹介される中、最後に登場するのがマリナーズ・イチローだ。

　動画では打席内で相手投手に対峙したイチローが左手で右肩付近のユニホームを正し、投手方向へバットを立てて視点を合わせる独特のルーチンを披露。さらに、柔らかな打ち方から右翼方向へ豪快に打ち返している。ファンは思い思いにコメントしている。

「トニー・バティスタのスタンスは忘れられない」

「（史上最高の）スタンスは議論の余地があるけど、スイングならグリフィーJr.に違いない」

「グリフィーJr.かイチロー」

「イチロー」

「間違いなくバートロ！」

「イチ」

「ケビン・ユーキリス」

「断トツでグリフィーJr.」

「シアトルファンならスタンスでイチロー＆スイングでグリフィーだよ」

　中にはスタンスではなく、スイングへの意見を述べるファンや「フリオ・フランコはこの動画に入っているべきだ!!」と、動画にない個性的な選手の動画のアップを“リクエスト”するなど、思い入れは人それぞれのようだ。

　3月20、21日のアスレチックスとの日本開幕戦（東京ドーム）でスタメン出場の期待が高まっている。ここまで通算3089安打。7年ぶりの凱旋試合で次なる快音を期待したい。