オリ新外国人エップラーがシート打撃登板 最速146キロ記録に「80~85%」

シート打撃に登板したオリックスのタイラー・エップラー【写真:岩国誠】
シート打撃に登板したオリックスのタイラー・エップラー【写真:岩国誠】

次回は28日の西武戦で登板予定

 オリックスの新外国人タイラー・エップラー投手が21日、宮崎での春季キャンプ第4クール最終日にシート打撃で登板。「捕手のサイン通りに投げられるか」を意識しながら40球を投じ、ストレートは最速146キロをマークした。

 登板後、現在の状態について「80~85%。もう少し感覚的につかんでいかないといけない部分はありますが、まだ投げ始めて間もないので、これからどんどん良くなっていくと思っています」と語ったエップラー。ここまでの調整について「いい感じです」と、順調な様子をアピールしていた。

 この日は全球種を試したという。変化球の出来について「投げていくたびに感覚は良くなってきている。キレも良くなってきているので、このまま(調整を)続けていきたい」と手応えを口にした。

 起用法に関して「これまでの野球人生は先発としてやってきたので、先発でいきたい気持ちはある」としながらも、「チームがリリーフを必要とし、そこで自分の力が発揮できるのであれば(構わない)」と、あくまでチームの勝利を最優先に考えて、シーズンに臨む覚悟だ。

 次回は28日の西武戦で登板を予定。昨年のリーグ覇者を相手にどのような投球を見せるのか、注目だ。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY