西武、守乱で逆転負け…9回に痛恨の2連続エラーで勝ち越し許す
鬼崎、浅村が連続エラー、リーグワースト23失策に
西武が22日の楽天戦(西武プリンスドーム)で守備が乱れ、7-8で逆転負けを喫した。
2点リードの9回。守護神・増田がマウンドへ。1死一、二塁から松井稼の適時二塁打で1点差とされると、伊志嶺の敬遠で満塁。川本のボテボテのゴロを三塁・鬼崎が二塁悪送球。同点に追いつかれた。
さらに悪い流れは続く。再び満塁から後藤の打球は二塁・浅村の正面。ここで浅村の本塁送球が一塁側にそれてしまった。2連続エラーで一気に勝ち越された。
前夜の日本ハム戦で死球を受けた4番・中村が欠場する中、楽天を上回る13安打を放ちながらも1試合4失策。90年代の黄金期には名手・辻発彦をはじめ伊東勤、秋山幸二ら鉄壁の守りを誇ったが、今季はこの日でリーグワースト23失策。守乱で勝ち星を逃した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count