マチャドがパドレスと正式契約 FA史上最高額の10年約332億円 23日入団会見

パドレスへの移籍が正式に発表されたマニー・マチャド【写真:Getty Images】
パドレスへの移籍が正式に発表されたマニー・マチャド【写真:Getty Images】

Aロッドの10年約304億円を大きく上回る

 パドレスは21日(日本時間22日)、ドジャースからFAとなっていたマニー・マチャド内野手と10年3億ドル(約332億1000万円)の契約を結んだと発表した。22日(同23日)にアリゾナ州ピオリアにある球団施設で入団会見が行われる。

 FA目玉選手が1人、決着を見た。今オフのFA市場は前年に続き、動きが鈍く、大型契約が見込まれる注目選手が多数、所属先未定のままとなっている。野手では、ブライス・ハーパー外野手(ナショナルズFA)とマチャドが2大注目選手となっていたが、マチャドが正式契約を結んだことで、ハーパー獲得に向けた動きが加速することになりそうだ。

 今回の契約は、2007年にアレックス・ロドリゲスがヤンキースと結んだ10年2億7500万ドル(約304億4300万円)というFA史上最高契約を大幅に更新。マチャドは2023年シーズン終了後に契約を破棄できるオプトアウト権を持つという。

 パドレスのAJ・プレラーGMは、球団を通じて「マニーは球界が誇る真のエリート選手の1人で、攻守両面から試合に大きなインパクトを与えられる選手だ」と絶賛。「彼の経験と才能のコンビネーションは、メジャーで常勝チームとなることを目指すパドレスに完璧にフィットする」と、チーム強化への大きな後押しとなると自信を深めた。

 26歳のマチャドは、2012年にオリオールズでデビュー以来、メジャー7年で通算打率.282、175本塁打、513打点、53盗塁を記録。遊撃と三塁を守り、守備の名手としても知られている。

(Full-Count編集部)

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