8回1失点の力投で5勝目の岩隈久志を地元メディアも「珠玉の輝き」と絶賛
6月の3試合で2勝1敗、防御率は1・61
マリナーズの岩隈久志投手が15日(日本時間16日)のレンジャーズ戦で8回1失点と好投し、5-1勝利に貢献。チームの連敗を5で止めた殊勲の力投は地元メディアから高い評価を得ている。地元テレビ局「CBS」電子版は「イワクマの珠玉の輝き、シーガーの大活躍でM’s(マリナーズの略称)がレンジャーズを破る」と報じ、4打数4安打3打点と大暴れのカイル・シーガー三塁手とともに絶賛している。
記事では試合前に岩隈を襲った首痛の深刻さを指摘しながらも、「マリナーズにとっては幸運にも、彼は何とか日曜日にマウンドに立つことができた」と5連敗中だったチームの救いの神が無事に先発できたことをこう報じている。
岩隈はこの日、8回を投げ、6安打無四球で6奪三振。106球を投げ、ストライクは68球だった。防御率も2・59まで向上して、今季5勝3敗としている。
スプリングキャンプ前に右手中指を痛めた影響で、今季の初登板は5月3日と出遅れたが、この特集では6月に先発した3試合では2勝1敗で防御率は1・61というずば抜けた成績であることを指摘している。
一方、地元紙「タコマ・ニューストリビューン」は「イワクマの背中痛にも関わらず、レンジャーズに5-1勝利」との見出しで特集。「セーフコ・フィールドの39196人の観衆はイワクマの支配力と、カイル・シーガーの4安打というサポートを父の日に目撃した」と報じている。
岩隈の奮闘による1勝でチームは35勝34敗と貯金1とした。レンジャーズにゲーム差1をつけ、ア・リーグ西地区3位となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count