ハーパーが13年総額368億円、ボラス代理人の狙い「可能な限り長期契約を」
ハーパーは39歳シーズンまでフィリーズ「彼は一つの都市で送りたいと」
ナショナルズからFAとなっていたブライス・ハーパー外野手がフィリーズと13年総額3億3000万ドル(約367億7000万円)で契約合意に達したと米複数メディアが報じた。米スポーツ史上最高総額の超大型契約だ。
FA選手の史上最高契約総額は、マニー・マチャド内野手がパドレスと結んだ10年総額3億ドル(約332億円)だったが、そのFA選手の史上最高契約総額はもちろん、2014年オフにジャンカルロ・スタントン外野手が当時所属していたマーリンズと結んだ13年3億2500万ドル(約362億円)をも塗り替える米スポーツ史上最高総額の超大型契約となった。
ハーパーの契約には全球団へのトレード拒否権が付き、ハーパーが契約を破棄してFAになることを選択できる「オプトアウト」の権利は含まれていないという。米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者はハーパーの代理人を務めるスコット・ボラス氏のコメントを自身のツイッターで伝えた。
「目標としては可能な限り長期の契約を結ぶことだ。ブライスは彼の残りのキャリアを一つの都市で送りたいと思っていた。この状況(時期)で、一人の選手が37、38、39歳までプレーできる年数の契約を(選手が)得るのは容易なことではない」
1992年生まれのハーパーは現在26歳。契約を全うすれば、39歳シーズンまでフィラデルフィアでプレーすることになる。
(Full-Count編集部)