メジャー通算50セーブ目の上原浩治に地元メディアも「パーフェクト」

防御率0・57の守護神をレッドソックス監督も称賛

 レッドソックスの上原浩治投手が16日(日本時間17日)のツインズ戦で1点リードの9回に登板し、三者凡退の完璧な投球で1-0での勝利に貢献した。3日連続無失点の活躍で今季15セーブ目を記録。ジョン・ファレル監督や地元メディアから絶賛されている。

 32勝38敗でア・リーグ東地区4位と苦しい戦いが続くレッドソックスで抜群の働きを続けている守護神に対し、レッドソックスは公式ツイッターでファレル監督の感謝の言葉を紹介。「コウジは自分がするべき仕事を続けてくれている」と称えている。この日は12球中でストライクは8球。防御率は0・57と驚異的な数字となっている。

 また、地元テレビ局CBSスポーツ電子版では上原の偉業について言及。試合の特集記事で「コウジ・ウエハラはこの日の3アウトで(今季)15度のセーブ機会でパーフェクトだ。昨年からのレギュラーシーズンでの連続セーブを31試合に伸ばした」と絶賛している。

 さらに、チームの公式ツイッターでは上原の偉業の詳細にも踏み込んでいる。「5月3日から20試合連続で無失点」と快記録に触れ、その間の圧倒的なピッチング内容については「21イニングで7安打3四球25奪三振。OPP(被出塁率)は.108」とツイート。10人に1人の割合でしか出塁を許していないという。

 上原はこの日でメジャー通算50セーブ目。日本人投手としてはマリナーズでプレーした佐々木主浩氏、ドジャースなどで活躍した楽天の斎藤隆投手に続く史上3人目の記録となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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