日ハム杉谷、開幕スタメンへ“ワラビー走法”炸裂! OP戦2個目の盗塁をマーク

阪神戦で2回の内野安打、6回の中前打でOP戦初のマルチ安打を記録

■阪神 – 日本ハム(オープン戦・9日・甲子園)

 日本ハムの杉谷拳士内野手が9日、阪神とのオープン戦(甲子園)で「6番・二塁」でスタメン出場。6回2死一塁で1月の豪州自主トレ中に取得した「ワラビー走法」を炸裂させ、OP戦2個目の盗塁をマークした。

 大田、中田の一発攻勢で同点に追いついた6回2死。杉谷はOP戦初のマルチ安打となる中前打で出塁すると、2球目で果敢にスタートを切った。マウンドの浜地の球は117キロカーブ。捕手・梅野の二塁送球さえも許さず、あっという間に二塁ベースに到達した。オープン戦2つ目の盗塁を決めてチャンスメークした。続く谷口が倒れ、得点にはつながらなかった。

 オフには「野生化計画」と称してオーストラリアで自主トレを敢行した。「まだ野生化中なので、今年中にワラビー走法を取得して、バンバン走りたいと思っています。沖縄では土に埋もれて全然、走れなかったですけど、徐々に見せていきたいです」と盗塁に懸ける意気込みを語っていた。二塁手としての開幕スタメンへ猛アピールした。

(Full-Count編集部)

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