DeNA今永が圧巻の2回4奪三振　初戦先発託され1安打無失点の好投

2回先頭のオリックス助っ人メネセスには二塁打を許したが、後続を断つ

■侍ジャパン – メキシコ（9日・京セラドーム）

　野球日本代表「侍ジャパン」は9日、京セラドームで「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本vsメキシコ」でメキシコ代表と対戦した。侍ジャパンの先発を託された今永昇太投手（DeNA）は2回を1安打無失点、4三振を奪う好投を見せた。

　大事な初戦を託された今永が圧巻のピッチングだ。1点の先制点をもらった、その裏。先頭のロバーソンを追い込むと、チェンジアップで空振り三振。続く元広島のペーニャに対しても1ボール2ストライクからのチェンジアップでバットに空を斬らせた。ビクトル・メンドーサに対してはカーブでカウントを稼ぎ、1ボール2ストライクとすると、一転、思い切った真っ直ぐ勝負。こちらも見事に空振り三振に仕留め、初回を3者連続空振り三振で斬って取った。

　2回先頭のメネセスには左中間を破る二塁打を許したが、フアレスはチェンジアップを振らせて、この日4つ目の空振り三振。巨人やロッテ、楽天などでプレーしたクルーズをどん詰まりの遊ゴロに仕留め、最後はアマダーを中飛に打ち取り、予定の2回を投げ終えた。今永は2回1安打無失点、4つの三振を奪う好投だった。

　3回からは2番手でオリックスの山岡泰輔がマウンドに上がった。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）