若手台頭のヤクルトに今度はドラ8新人 吉田が地元でOP戦初安打が初タイムリー

地元千葉で同県出身・小川監督の期待に応える ドラフト8位から1軍定着目指す

■ロッテ – ヤクルト(オープン戦・12日・ZOZOマリン)

 ヤクルトのドラフト8位ルーキー・吉田大成内野手が12日、ロッテとのオープン戦で右翼フェンス直撃の先制適時打を放った。

 「9番・遊撃」でオープン戦初のスタメン出場を飾ったルーキーの吉田。3回無死二、三塁と先制のチャンスで、1ボールからロッテ先発・涌井の投じた内角高めのストレートを鋭いスイングで捉えると、打球は右翼方向へ一直線。今季から新設された「ホームランラグーン」のフェンス直撃する先制適時二塁打。これがオープン戦初安打。吉田は千葉・浦安市出身とあり、地元・千葉で、同じく千葉出身の小川監督の先発起用に応えた。

 東京・佼成学園高から明大、明治安田生命を経て、ヤクルトに入団。同社初のプロ野球選手として期待がかかっている。若手の奮闘が目立つヤクルトにまた一人、存在感を示してきた。

 ヤクルトはその後、犠飛と遊失でこの回、ロッテ先発・涌井から3点を先制した。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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