マリナーズ3発含む10安打6得点で巨人に勝利! イチローは21打席連続無安打

「9番・右翼」でスタメンに名を連ねたマリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】
「9番・右翼」でスタメンに名を連ねたマリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】

7回に巨人2番手の田口を捉えて一気に逆転

 マリナーズは17日、東京ドームで巨人との「2019 MGM MLB 開幕戦 プレシーズンゲーム」を行い、6-4で勝利した。一時は2点を追う立場だったが、7回に一気に逆転し、逃げ切った。「9番・右翼」で先発したイチロー外野手は3打席無安打。これで今春は21打席連続ノーヒットとなった。

 初回、立ち上がりに苦しんだ巨人先発の今村をマリナーズ打線が捉えた。1死から2四球と右前打で1死満塁の先制機を作ると、5番ブルースが右翼へ犠飛を上げ、1点を先制した。だが、2回以降は走者を出すものの決定打に欠き、無得点のままで続いた。

 一方、先発マウンドに上がった右腕リークは、持ち味の動く速球で巨人打線に的を絞らせず。3回に1死二塁から坂本のタイムリーで同点に追いつかれると、4回には無死一、二塁から中島の左前打で勝ち越しを許す。さらに、5回1死走者なしから坂本に左中間へソロ弾を運ばれ、5回を6安打3失点でマウンドを下りた。

 だが、7回に打線が覚醒。巨人2番手の田口を捉えた。先頭ゴードンが二塁内野安打で出塁すると、続くハニガーが中堅席へ同点2ランを叩き込んだ。さらに、、3番サンタナがこの日3本目の安打を左翼へ運ぶと、1死後にブルースが左翼席へ勝ち越し弾。一気に2点を勝ち越した。

 8回には1死走者なしの場面で、巨人3番手の宮國からゴードンが右翼へソロ弾を運んで1点を追加。勝利を確実なものとした。

 イチローは初回の守備で、坂本が放った右翼フェンスギリギリの大飛球を好捕。だが、打席では第1打席に中飛、第2打席に二ゴロ、第3打席に遊ゴロに倒れ、快音響かず。これで21打席連続無安打となった。6回守備からベンチへ退き、ダグアウトから鋭い視線をグラウンドに送り続けた。

(Full-Count編集部)

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