巨人・菅野が完封目前で失点 ヤクルト戦25イニング目で今季初失点

9回に悔しい失点

 巨人の菅野智之投手が13日のヤクルト戦に先発。8回終了まで1安打無失点の好投を見せていたが、1点リードの9回にピンチを招き、坂口に同点タイムリーを浴びた。菅野は3月25日の開幕戦から、この試合の8回までヤクルト打線に対して失点、自責ともにゼロで抑えてきたが、最終回に悔しい1点が入った。

 完封目前の9回。先頭の代打・今浪にこの日初めての四球を与えた。続く荒木のバントは小フライとなり、捕手の小林がキャッチ。併殺を狙ったが、今浪の代走・比屋根に当たり、ボールがダイレクトでスタンドへ。このプレーで野球規則により、テイク2ベース(2つの進塁)が与えられ、一気に1アウト三塁となった。

 続く、坂口が高めの球をセンター前へはじき返し、同点。試合は土壇場で振り出しに戻った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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