広島、敵地で負け越しも…若手カルテットが先発で奮闘、収穫ある6連戦に

黒田や福井が登録抹消の中、ゲーム差なしの3位に踏みとどまった広島

 広島は先週のビジター6連戦を2勝3敗1分。先発ローテーションが壊滅状態の中で、若手の投手陣が踏ん張り、なんとか2位中日とゲーム差なしの3位に踏みとどまっている。

 開幕ローテからルーキーの横山、今季、飛躍が期待された福井が不振で2軍落ち。日米通算200勝にあと3勝と迫る黒田も7日のDeNA戦の後、頸部の神経根症と右肩痛のため出場選手登録を抹消された。週末のローテを担っていたこの3人がそろって離脱。ローテ6人のうち実績があるのはジョンソン、野村だけで、残りの4投手の顔ぶれは―。

 昨年未勝利・九里(3年目・通算2勝7敗)。今季1度も先発していない戸田(5年目・通算8勝7敗)。1軍再昇格したばかりのドラフト1位ルーキー岡田(通算1敗)。そして今季初登板の中村恭(6年目・通算1勝8敗)。4人合わせても通算11勝というラインナップだった。

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