日ハム清宮に米紙も興味津々「MLB球団が注目」「次なる日本人スター」

日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】

清宮は右手有鈎骨骨折のため、アスレチックスとのプレシーズンゲームを欠場

 マリナーズとアスレチックスが20日と21日に行った「2019 MGM MLB日本開幕戦」はマリナーズの2連勝で幕を閉じた。21日の第2戦後にはイチロー外野手が現役引退を表明し、日米球界に大きな衝撃を与える開幕シリーズとなった。

 この開幕シリーズに先駆けてマリナーズは巨人と、アスレチックスは日本ハムとプレシーズンゲームを戦った。このプレシーズンゲームも米メディアでは注目を集めており、日本独特の“鳴り物”を使った応援方法なども脚光を浴びた。

 そんな中で地元紙「マーキュリーニュース」は、日本ハムの2年目、清宮幸太郎内野手にも注目。「敵チームを知る」という特集の中で、清宮を「次なる日本人スター」と称して紹介した。

 記事の中で「ファイターズは数年に渡り、素晴らしいメジャーリーガーを育て上げたことで知られている」とし、カブスのダルビッシュ有投手、エンゼルスの大谷翔平投手を輩出していることに言及。そして、「彼らには、次なる日本人スターが海を越える準備をしている選手がいるのかもしれない」とし、清宮の名前を挙げている。

 このアスレチックスとのプレシーズンゲームには右手有鈎骨骨折の影響で出場できなかった清宮だが、記事では「19歳の内野手で左打者のコウタロウ・キヨミヤは、プロ選手になる前、日本で非公式の高校通算111本塁打を記録した」と高校通算111本塁打を放ったキャリアを紹介。さらには「キヨミヤは手首の怪我で今回のエキシビジョンゲームに出場しないが、既にいくつかのMLB球団から注目を集めている」と指摘している。

(Full-Count編集部)

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