DeNAラミレス監督、交流戦前の快進撃に満足感 「投手陣の活躍」褒める

27日の試合で快投の井納は「完璧に近い」

 DeNAは27日、交流戦前、最後のカードとなった首位・広島との初戦に6-1で勝ち、今シーズン初の5連勝を挙げ、最大「11」あった借金を「1」にまで減らした。大入りとなった試合後のハマスタは、チームの5連勝で地鳴りのような盛り上がりをみせた。

 打線好調で先発黒田から2点をもぎ取り、2番手・戸田、3番手・佐藤からもそれぞれ2点ずつを奪取。計15安打で6得点を挙げた。そして何より先発・井納が、好調の広島打線を8回5安打1失点に抑える好投。最後は田中が抑え、完勝した。

 この日の試合前、ラミレス監督は「交流戦を前に5割にもっていきたいから、今日の試合は重要」と話していた。打順も、ホームランと、出塁すれば盗塁も狙える梶谷を1番に配置し、2番に石川、3番には得点圏打率好調の乙坂を据えた。「黒田はとてもいいピッチャーだから、そう簡単にはいかないだろう」としていたが、結果、見事に勝利を収めた。

 試合後のインタビューでラミレス監督は「広島相手に、最初からいいゲームができたと思う。井納も粘り強く、いままでの中で一番いい、完璧に近いピッチングをしてくれた」と打線と井納を誉めた。

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