前田健太が今季初先発初勝利 7回途中3失点 投打に活躍 年間ローテ入りへ大きな一歩

今季初先発で初勝利を挙げたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
今季初先発で初勝利を挙げたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

Dバックス戦で先頭打者弾含むソロ3本被弾も… 2年ぶり二塁打も放つ

■ドジャース 18-5 Dバックス(日本時間31日・ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手が30日(日本時間31日)、本拠地・ドジャースタジアムでダイヤモンドバックス戦で今季初先発し、6回2/3、5安打6奪三振、3失点、2四球、106球を投げ、今季初登板で初勝利を挙げた。前田はメジャー移籍4年目の初登板では最長イニングを投げた。

 前田は先頭打者・ダイソンに先頭打者アーチを浴びたが、その後は要所を締め、テンポの良い投球。チェンジアップも冴え、後続を抑えていった。5回にはDバックスのアビラ、7回にはジョーンズに本塁打を浴びるなど、失点はすべてソロ本塁打によるものだった。7回にジョーンズに被弾、アーメッドに四球を与えたところで、前田は今季初勝利の権利を持って降板。7回以降をスチュワート、ベテラン捕手のマーティンがマウンドに上がり抑え、前田が今季初勝利となった。

 前田は3回無死一塁の第1打席ではきっちりと送りバント。その打球が敵失を招き、チャンスを拡大。この回4得点につなげた。6回には2017年6月18日のレッズ戦以来となる二塁打を放つなど、得点に大きく貢献、投打で活躍した。年間を通じて先発ローテーションに入ることを目標とする前田にとって大きな一歩目となった。試合はドジャースが18得点を挙げ、大勝した。

(Full-Count編集部)

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