レッズ19歳166キロ右腕、右肘トミー・ジョン手術で今季絶望

レッズの若手有望株として将来を期待されるハンター・グリーン【写真:Getty Images】
レッズの若手有望株として将来を期待されるハンター・グリーン【写真:Getty Images】

元二刀流のグリーンは昨夏「オールスター・フューチャーゲーム」で最速166キロをマークした

 レッズの若手有望株、ハンター・グリーン投手が右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けることになった。米メディア「ジ・アスレチック」のトレント・ローズクランズ記者ら米複数メディアが伝えている。

 19歳のグリーンは昨年7月にワシントンのナショナルズ・パークで行われた「オールスター・フューチャーゲーム」では103.1マイル(約165.9キロ)を記録するなど100マイル(約161キロ)を連発。昨季はレッズ傘下1Aで18試合登板し、3勝7敗、防御率4.48。68回1/3で89奪三振を記録していた。MLB公式サイトの若手有望株ランクでは全体31位、球団3位と期待されていたが、米最大の移籍サイト「トレードルーモア」は「今季絶望となり、2020年序盤も離脱するだろう」と伝えている。

 ノートルダム高時代に投手として100マイル(約161キロ)を計測し、登板以外では遊撃を守り本塁打を連発。米国版の二刀流選手と注目され、17年ドラフト1巡目(全体2位)でレッズ入りした。自ら二刀流挑戦を表明し、球団も容認する姿勢を見せていたが、同年のルーキーリーグでは3試合登板、0勝1敗、防御率12.46。打撃では7試合出場し、打率.233、3打点に終わり、シーズン後に投手専念を表明していた。

(Full-Count編集部)

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