ハイレベルなパ・リーグ本塁打王争い 助っ人2人の陰で、昨年のキングが…
5月12発のレアードがメヒアかわしてトップも…徐々に調子を上げる中村
野球の醍醐味の一つといえる「ホームラン」。今年もハイペース、かつし烈なホームラン王争いが繰り広げられている。
29日終了時点でパ・リーグのホームラン数トップを走るのは、日本ハム・レアード。両リーグ通じて単独トップに立つ計17本のホームランを放っている。4月は3試合連続弾を含む6本塁打を放つなどの活躍を見せた後、一時的に調子を落としていたが、5月に入り12本塁打と一気にペースアップ。その勢いはとどまることを知らない。
これに続くのは西武・メヒア。4月24日の楽天戦で満塁弾を含む3本塁打を放つなど、4月に計10本塁打をマークした。5月もややペースが落ちたとはいえ、月間6本塁打を記録してランキング上位に名を連ねている。
現状では外国人2選手が目立っているが、ホームランバッターといえばやはり、メヒアと同じチームに所属する中村剛也が挙げられる。今シーズンはメヒアの活躍の陰に隠れるように、4月まで2本塁打にとどまっていたが、5月に入ってからは量産体制に入り、29日の試合でも試合をひっくり返す逆転の3ランで月間9本目を記録。徐々に調子を上げてきている。