西武多和田、2戦目も勝利ならず「もったいない失点をしてしまった」

日本ハム戦で6回6安打3失点

■西武 – 日本ハム（5日・東京ドーム）

　昨季最多勝の西武・多和田真三郎投手が5日、日本ハム戦（東京ドーム）に先発。6回6安打3失点で降板し、初勝利をつかむことはできなかった。

　昨シーズンも巨人との交流戦で東京ドームのマウンドに立ったが、7回5失点で敗戦投手になっていた。比較的狭いこの球場での先発を前に「長打に気を付けたい」と警戒していたが、相手上位打線からチャンスを作られると中田らクリーンアップにことごとくランナーを返され、降板後には「もったいない失点をしてしまった」とうなだれた。

　自身初の開幕投手を務めた3月29日のソフトバンク戦（ヤフオクドーム）ではその独特な雰囲気に飲まれ、本来の実力を発揮できず5回10安打4失点で黒星スタート。2戦目は自身の投球を取り戻したいところだったが、苦しいピッチングとなってしまった。

（安藤かなみ / Kanami Ando）