前田健太、6回途中5失点で今季初黒星 開幕3連勝ならず、防御率4.76に

今季初黒星を喫したドジャース・前田健太【写真:AP】
今季初黒星を喫したドジャース・前田健太【写真:AP】

5回まで2失点と粘りのピッチングも、6回に捕まりモリーナの2ランでKO

■カージナルス 7-2 ドジャース(日本時間11日・セントルイス)

 ドジャースの前田健太投手が10日(日本時間11日)、敵地でのカージナルス戦で今季3度目の先発。5回1/3を投げ、7安打5奪三振1四球5失点で今季初黒星を喫し、開幕3連勝はならなかった。

 初回は、ゴールドシュミット、デヨングから低めスライダーで連続三振を奪う上々の立ち上がり。2回、無死三塁のピンチからモリーナの三ゴロの間に失点したが、ファウラー、ウォンを連続三振に。3回も1死二塁のピンチで、カーペンターを一直、ゴールドシュミットを一ゴロで凌ぐ粘りのピッチングを見せた。

 4回はデヨング、オズナに連続ヒット。走塁ミスもあり2死三塁となるも、ファウラーの右前打で2失点目を喫した。5回は三ゴロ、遊ゴロ、左飛とテンポよく3者凡退に抑えた前田だが、6回に捕まる。先頭のゴールドシュミットに中前打を許すと、デヨングの三塁打で3失点目。さらにモリーナの2ランでとどめを刺され降板した。

 打線は、昨季新人王投票5位のカージナルス若手右腕ジャック・フラハティの前に沈黙。3回無死一塁で前田がバント失敗するなどチャンスを作れず、6回をピーダーソンのソロ本塁打のみに抑えられた。7回にマンシーのソロ本塁打で1点を返したが、オズナの2ランで突き放され、2-7で敗れた。試合前まで3.09だった前田の防御率は4.76に悪化。この日は82球を投げてストライクは58球だった。

(Full-Count編集部)

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