イチロー、好機でヒット性ライナーも…相手中堅手が超美技 マ軍逆転負け
抜ければ長打&2点タイムリーだったが…ラガレスがダイビングキャッチ
マーリンズのイチロー外野手は4日(日本時間5日)、本拠地でのメッツ戦に代打で出場。好機でヒット性の打球を放ったが、相手の超ファインプレーに阻まれた。マーリンズは8回に逆転を許すると、9回にも失点を重ねて4-6で敗れて2連敗となった。
イチローは、マーリンズがロハスのタイムリーツーベースで3-2とリードを奪った直後の6回2死二、三塁の好機で登場。2ボール1ストライクから、左腕ブレビンスのカーブを捉えた。
ライナーが左中間へ。ヒット性の打球に本拠地は沸いたが、センターのラガーレスが横っ飛び。地面スレスレで捕球するスーパーキャッチを見せた。抜けていれば確実に長打となり、2点タイムリーという場面だったが、2014年のゴールドグラブ賞に輝いた27歳の名手に阻まれた。
イチローは守備にはつかず、そのまま交代。マーリンズは8回に4番手のフェルプスが2点を失い、逆転を許した。イチローの打球が抜けていれば7回に3点差となっていただけに、ラガレスの美技は大きかった。マーリンズは9回にはホールが2点タイムリーを浴び、4-6で敗れた。
惜しくもメジャー通算2966安打目はならなかったイチローだが、好調は維持。打率は.316となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count