田中将大、満弾浴び今季初黒星 スプリット課題「もっとコンスタントにいいボールを」
4回にアンダーソンに逆転満塁ホームランを浴びる
■ホワイトソックス 5-2 ヤンキース(日本時間15日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手が14日(日本時間15日)、本拠地ホワイトソックス戦で先発。満塁ホームランを浴びるなど5回途中7安打5失点で降板し、今季初黒星を喫しチームは2-5で敗れた。試合後、甘く入ったスプリットを痛打され「もっとコンスタントにいいボールを投げられていればまた違った投球ができていると思う」と振り返った。
序盤は安定感抜群だった。初回は先頭のガルシアを空振り三振、1死二塁からアブレイユ、アロンソを連続三振に仕留め上々のスタート。1点リードした2回はヒメネス、マキャンから三振を奪って3者凡退に抑えた。3回は1死からサンチェスに右前打を許したものの、続くガルシアを空振り三振に。捕手のヒガシオカが二盗を阻止して三振ゲッツーでピンチを脱した。
しかし、2点リードとなった4回に崩れた。アブレイユの左翼線二塁打と2者連続四球などで1死満塁のピンチを招くと、アンダーソンに甘く入ったスプリットを左中間スタンドに運ばれる満塁ホームランを浴び逆転を許した。5回、先頭のサンチェスの中越え二塁打、ガルシアの左前打、モンカダの四球で無死満塁のピンチを招いたところで降板となった。
シーズン2勝目を目指したマウンドは今季最短の4回0/3、7安打5失点で降板。試合前まで防御率1.47だったが、この日の登板で防御率3.22に。3月28日(同29日)オリオールズとの開幕戦で白星を挙げて以来の2勝目はお預けとなった。
ヤンキース公式専門局「YESネットワーク」ツイッターは試合後の田中のコメントを紹介。逆転満塁ホームランは甘く入ったスプリットを痛打されたが田中は「今日みたいに他のボールもよくない中でスプリットがもっとコンスタントにいいボールを投げられていればまた違った投球ができていると思う」と振り返っていた。
(Full-Count編集部)