4人退場の乱闘劇を呼んだ“バット投げ”は是か非か「大好きだ」「試合への侮辱」
18日に行われたホワイトソックス-ロイヤルズ戦で退場者4人が出る乱闘騒動
■Wソックス 5-1 ロイヤルズ(日本時間18日・シカゴ)
17日(日本時間18日)に行われたホワイトソックス-ロイヤルズ戦で、ホワイトソックスのティム・アンダーソン内野手ら4人が退場となる乱闘騒動が起きた。MLB公式ツイッター、公式インスタグラムはその乱闘シーンを動画で紹介。ファンの間で議論となっている。
“問題”はアンダーソンの“バット投げ”が発端だった。4回2死で先発右腕ケラーから通算50号となる左越え4号ソロ。よほど会心の当たりだったのだろう。その直後に自軍の三塁ベンチ方向へバット投げを決めている。その行為が気にいらなかったのか。ケラーは6回先頭でアンダーソンの臀部付近に92マイル(約148キロ)の直球をぶつけた。アンダーソンは当てられた瞬間、ケラーへ歩み寄る。両軍ベンチから首脳陣、選手が飛び出した。事態は1度は収まったかに見えたが、一塁線付近でレンテリア監督らが言い合いに。この騒動でホワイトソックスのアンダーソンとレンテリア監督、ロイヤルズのケラー、ウィルソン・ブルペンコーチの計4人が退場処分となった。
4人の退場者が出る乱闘劇。MLB公式ツイッター、インスタグラムにはファンからさまざまな意見が寄せられた。
「もっとバット投げを!!!!」
「人々がバットフリップを“エキサイティング”と考えているのが面白いね」
「死球を受けたくなければバットフリップするな」
「バットフリップが嫌いなら単に上手に投球すればいい」
「彼は死球を受けるべきだった。あんなバット投げは試合への侮辱で、悪くなるだけだ」
「大好きだ。最高のベースボール。競技者は感情を持っている」
「バット投げを見ただけでこれが起きるのがわかった」
「多くの投手は落ち着いていて、ただ試合を進めている。投手は」
「投手は敏感なんだよ」
感情むき出しのバット投げに賛同する意見もあれば、その行為を投手への挑発行為とみる意見もあった。エキサイティングなプレーは大歓迎だが、無駄な退場者を出さないような試合を期待したいものだ。
(Full-Count編集部)