息子が初本塁打、その時…“奇跡的”な映像が話題「両親のリアクションと共に」

キーブームがメジャー初本塁打、その時テレビでは両親を“ワイプ”で捉えていた!?

■パドレス 4-3 ナショナルズ（日本時間27日・ワシントン）

　ナショナルズのプロスペクト（若手有望株）、カーター・キーブーム内野手が26日（日本時間27日）の本拠地パドレス戦でメジャーデビューし、いきなり初本塁打を放った。貴重な同点弾は7回の第3席で飛び出したが、中継していた地元テレビ局はその瞬間、たまたまスタンドの両親の姿を“ワイプ”で捉えており、大喜びする姿が生中継される形に。球団公式ツイッターがこの映像を公開すると、ファンからは「素晴らしい家族」と喜びの声が上がった。

　ナショナルズが1点を追う8回だった。キーブームが先頭で打席立つと、中継では“ワイプ”で右下に両親の姿を映し出していた。スタンドの2人は心配そうに息子を見つめていたが、キーブームが右腕スタメンの3球目を捉えると、打球は一直線でセンターへ。両親は口を開け、父親は興奮で立ちがる。そして、打球はフェンスオーバー。記念すべき初本塁打の瞬間、2人は両手を突き上げて喜びを爆発させた。

　若手有望株のホームラン、その瞬間を見届けて歓喜する両親。これが同時に生中継されるという“奇跡的”な映像を球団公式ツイッターは「カーター・キーブームの最初のMLBでのホームランです。彼のMLB初ホームランをカーターの両親のリアクションと共に」と投稿。すると、ファンからは称賛の声が続々と上がった。

「ワイプをつけたMASN（中継局）は上出来だ」
「この選手はすごくいいスイングをした。この選手は長い間たくさんのヒットを打つだろう。この選手は良い」
「すばらしい家族！」
「メジャーリーグへようこそ、カーター！」
「おめでとう、カーター！　なんてすごいMLBデビューだ。ここにいてくれてとても嬉しいです」
「なんてカッコイイ瞬間なんだ」

　ナショナルズは結局、9回にドゥーリトルが1点を奪われて敗北。しかし、期待の若手が衝撃的なデビューを飾ったことで、ファンの悔しさも少しは和らいだはずだ。