イチロー262安打の記録が危機!? ボガーツが安打量産態勢に

74試合で108安打、04年イチローを5本上回るペース

 メジャー通算3000安打まで残り「16」本に迫ったマーリンズのイチロー外野手。これまでも数々の記録を残し、歴史に名を刻んできたが、その代表的な記録とも言えるのが、2004年に記録したシーズン最多安打262本だろう。今季、その大記録が塗り替えられる可能性があると米メディアが報じている。

 イチローの記録を追い抜こうとしているのは、今季絶好調のレッドソックス遊撃手ザンダー・ボガーツだ。ボストンの地元メディア「CSNNE.com」によれば、74試合を終了した6月26日現在、打率はメジャー3位の.343、安打数はメジャートップの「108」を誇っている。イチローがジョージ・シスラー(257安打)の記録を塗り替え、歴代最多となるシーズン262安打をマークした2004年と比べると、同じ74試合終了時点で「5」本上回っているそうだ。

 現時点では、新記録ペースで安打を量産するボガーツだが、記事では「04年のイチローは75試合目以降、打率.418、159安打と力強い締めくくりをした」ことに触れ、262安打という数字を抜くことがいかに難しいかを解説。2014年に225安打を記録したアルトゥーベも、76試合時点では105安打と2004年のイチローと同数だったが、記録に並ぶまで「37」本足りずに終わってしまったという。

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