大谷翔平、219日ぶり打者復帰戦は4の0も今季初打点&四球 走塁では右肘に固定具
敵地タイガース戦で「3番・DH」で先発出場 219日ぶり打者復帰戦で勝利に貢献
■エンゼルス 5-2 タイガース(日本時間8日・デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、「3番・指名打者」でメジャー復帰。昨年10月1日に右肘のトミー・ジョン手術を受けてから219日ぶりのメジャー復帰戦は4打数無安打1打点、1四球2三振だった。チームは5-2で勝利し、連敗を2でストップした。
快音は出なかったが、チームの勝利にきっちり貢献した。3回1死二、三塁。左腕・ノリスのスライダーに苦しんだが、一、二塁間の遊ゴロに倒れる間にチーム2点目となる今季初打点をマーク。9回2死二塁から四球を選び、シモンズのダメ押し打を演出した。走塁中には右肘に固定具を付けた。初回、5回と左腕・ノリスのスライダーに三振したのは課題となりそうだが、まずまずのスタートを切った。
大谷はシーズン終了後の昨年10月1日に右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受け、地道にリハビリを重ねてきた。素振り、ティー打撃、トス打撃、フリー打撃と徐々に前進し、4月下旬に実戦形式の打撃練習「ライブBP」を開始。マイナーでの実戦を経ずに6日にデトロイト入りし、この日チーム本隊に合流したばかりだった。
(Full-Count編集部)