菊池雄星、米国食文化にも適応　本拠地クラブハウスで楽しみにしているものは？

サービス監督が明かす菊池が楽しみにしている食べ物は…

■マリナーズ 10-1 ヤンキース（日本時間9日・ニューヨーク）

　マリナーズの菊池雄星投手が8日（日本時間9日）、敵地でのヤンキース戦に先発し7回2/3、3安打1失点の好投で今季2勝目をあげた。この日は敵地での登板となったがスコット・サービス監督はルーキー左腕が本拠地T・モバイルパークに来る際の“意外な楽しみ”を明かしている。

　この日、敵地ヤンキーススタジアムで6回1死まで無安打に封じる快投を見せた菊池。1死から2本の安打と犠飛で失点したがメジャー移籍後、最長となる7回2/3を投げ1失点の好投で2勝目を挙げた。

　徐々にメジャーに適応する菊池。プレー以外にも米国での生活に楽しみを感じていることをサービス監督がこの日の試合前に明かしていた。

　菊池は本拠地のクラブハウスで提供されるメニューを毎回、楽しみにしているようで「シーガーサンドウィッチが彼のお気に入りだ。彼はそのことを明らかにしている。ヴォ―ギ―（ホーギー）は彼のお気に入りの一つ。もうすぐメニューに載ることだろう」と語った。

　同僚シーガーが好んで食べていることから名づけられた「シーガーサンドウィッチ」、そしてパクチーが入ったイタリアンロールの「ヴォ―ギ―・ホーギー」がお気に入りだという。タフな日程をこなすメジャーでは食も活躍するうえで重要な一つ。米国の食文化にも順調に適応しているようだ。

（木崎英夫 / Hideo Kizaki）