日ハムドラ4万波、2軍戦で逆転サヨナラ3ラン　バックスクリーン直撃の特大弾

延長10回2死一、二塁で楽天福山の真っ直ぐを弾き返す

　日本ハムのドラフト4位ルーキー万波中正外野手が、衝撃の特大サヨナラ弾を放った。10日、鎌ヶ谷スタジアムで行われたイースタンリーグ楽天戦。2点を勝ち越されて迎えた延長10回に、中堅バックスクリーンを直撃するサヨナラ3ランを放った。

　4-4の同点で延長戦にもつれ込んだ一戦。楽天に2点を勝ち越された日本ハムは2死一、二塁のチャンスで打席には万波が入った。１ボール2ストライクから、楽天の福山が投じた低めの真っ直ぐ。万波がバットを振り抜くと、快音を残して打球は中堅へと舞い上がった。グングンと飛距離を伸ばすと、打球はバックスクリーンの下部に直撃する特大の1発。大逆転サヨナラ勝ちを呼ぶ、起死回生のサヨナラ3ランになった。

　万波はこの試合までイースタン・リーグ31試合に出場して、86打数14安打3本塁打、打率.163。打率こそ低いものの、この1発が4本塁打目となり、そのパンチ力の高さを発揮している。