夢舞台に意気込む若虎バッテリー 岩貞&原口が監督推薦で球宴初選出

原口は育成選手から支配下登録、そして球宴初出場へ

 阪神・原口文仁捕手、岩貞祐太投手が7月15日・福岡ヤフオクドーム、16日・横浜スタジアムで行われる「マツダオールスターゲーム2016」に監督推薦で初出場することになった。藤浪晋太郎投手も4年連続で出場する。

 投打で「超変革」の申し子たちが夢の舞台に立つことになった。プロ7年目の原口は今シーズン中の4月に育成選手から支配下登録されると即1軍登録プロ初出場初安打を記録。その後も1軍に定着しここまで48試合に出場し打率3割3分8厘、6本塁打、21打点と大活躍。ファン投票ではマークシートに名前が無い中で、一時はトップの位置に付ける程だった。

 初の球宴出場を果たし「驚きました。嬉しい気持ちですね。力まず、(一発を)狙っていきたい」と笑顔を見せ、「(ヤクルト)中村選手には色々と聞けることは聞いてみたい」と目を輝かせた。

 一方、岩貞は今季、開幕ローテを勝ち取るとここまで14試合に登板し4勝6敗、防御率3.20。シーズン序盤は巨人・菅野と防御率、奪三振のタイトルを争った。

 急成長を見せる左腕は「チームのために投げてきたことを見てもらえたのかなと思います。真っ向勝負じゃなく全ての球種を使っていきたい」と意気込みを口にした。

 阪神の将来を担う若虎バッテリーは超一流選手が集まる夢舞台でさらなる飛躍を遂げるはずだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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