田中将大、7回5安打1失点7奪三振の好投! 12者連続凡退、3勝目の権利もって降板
6回にメドウズにソロホームランを浴びるが1失点の好投
■レイズ – ヤンキース(日本時間13日・タンパ)
ヤンキースの田中将大投手が12日(日本時間13日)、敵地レイズ戦に先発し7回5安打1失点、7奪三振の好投。今季9度目の先発となった右腕は序盤から安定した投球を見せ、3勝目の権利を持って降板した。
田中は序盤から安定した投球を見せた。初回は2死から崔志万に三塁内野安打を浴びたが、続くディアスを三ゴロに仕留め無失点スタート。2回も1死からガルシアに中前打を許したがキアマイアーを空振り三振、ロバートソンを二飛に抑える。
3回は先頭のベンブームを89.8マイル(約145キロ)の直球で空振り三振、メドウズを中直、ファムをスライダーで空振り三振に仕留め3者凡退。4回も崔志万をスプリットで空振り三振、ディアスを右飛、B・ロウをスライダーで空振り三振に抑え2イニング連続3者凡退に打ち取った。
5回はガルシアを三ゴロ、キアマイアーを二ゴロ、ロバートソンを空振り三振に抑え好投を続ける。6回は先頭のベンブームを左飛に仕留め12者連続凡退。だが、続くメドウズにバックスクリーンへ一発を浴び1点を失った。
7回もマウンドに上がった田中。先頭のガルシアを遊ゴロ、キアマイアーを一ゴロ、ロバートソンを遊ゴロとわずか4球で3者凡退に打ち取った。田中は7回5安打1失点、7奪三振の好投を見せ今季3勝目の権利を持って降板となった。
ヤンキース打線は昨季のサイ・ヤング賞左腕スネルの前に初回1死から6者連続三振を喫するなど苦戦していたが5回に3連続二塁打を浴びせ2点を先制。さらに8回にはバッテリーエラーで1点を追加しリードを2点に広げた。
○田中の全投球内容
【初回】 三邪飛 見逃し三振 遊撃内野安打 三ゴロ (1K)
【2回】 左飛 中前打 空振り三振 二飛 (1K)
【3回】 空振り三振 中直 空振り三振 (2K)
【4回】 空振り三振 右飛 空振り三振 (2K)
【5回】 三ゴロ 二ゴロ 空振り三振 (1K)
【6回】 左飛 中本塁打 三ゴロ 右前打 中前打 左飛
【7回】 遊ゴロ 一ゴロ 遊ゴロ
(Full-Count編集部)