大谷翔平、3度目マルチ安打！　130M超の特大復帰1号＆右前打で勝利に貢献

「3番・DH」で2試合ぶりにスタメン、待望の復帰後第1号が飛び出す

■エンゼルス 5-4 ツインズ（日本時間14日・ミネソタ）

　エンゼルスの大谷翔平投手が13日（日本時間14日）、敵地ツインズ戦に2試合ぶりに「3番・DH」でスタメン出場した。3回の第2打席でメジャー復帰後初本塁打となる逆転の1号2ランを放つと、8回の第5打席で安打を放ち、復帰後3度目のマルチ安打を記録した。エンゼルスは5-4で勝利した。

　2試合ぶりにスタメンに名を連ねた大谷。初回の第1打席で四球を選ぶと、1点を返し、なおも無死三塁のチャンスで立った2打席目に待望の一発が生まれた。3ボール1ストライクからの5球目。ここまで6勝をマークしていたツインズのエース右腕ベリオスが投じた、真ん中付近に入った真っ直ぐを捉えた打球は中堅バックスクリーン左へ。上部にあるボードを直撃する逆転2ラン。昨年9月26日の本拠地レンジャーズ戦で放って以来、229日ぶりの本塁打は、MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」によると、打球速度111.6マイル（約178.6キロ）、飛距離429フィート（約130.8メートル）の特大の一発だった。

　完全復活の「ショータイム」はこれだけでは終わらなかった。第3打席は二ゴロ併殺打に倒れ、第4打席では四球を選んでいた大谷。9回に回ってきた第5打席で左腕ロジャースから右前への安打を放ち、復帰後3度目のマルチ安打を記録した。これでこの日は3打数2安打1本塁打2打点、2四球と4度、出塁してチームに貢献している。

　大谷は復帰から5試合連続で「3番・DH」でスタメン出場していたが、前日12日の敵地オリオールズ戦は復帰後初のベンチスタート。9回2死で代打としてネクストバッターズサークルで準備していたが、目前で試合が終わり、出場機会はなかった。今季はここまで21打数4安打0本塁打3打点、打率.190という成績だった。

　エンゼルスはそのまま5-4で勝利。大谷は打率.250となった。

（Full-Count編集部）