ダルビッシュ、救援被弾で3勝目ならず 6回2失点、今季最多11K&無四球も報われず
2017年8月11日対ダイヤモンドバックス戦以来、643日ぶり通算35度目の2桁奪三振
■レッズ 6-5 カブス(日本時間16日・シンシナティ)
カブスのダルビッシュ有投手が15日(日本時間16日)、敵地レッズ戦で今季9試合目の先発し5回1/3、5安打無四球2失点。今季最多11三振を奪う力投も8回に中継ぎ陣が同点に追いつかれ今季3勝目はまたもお預けとなった。2桁奪三振はドジャース時代の2017年8月10日(同11日)対ダイヤモンドバックス戦以来、643日ぶり通算35度目となった。チームは延長10回5-6でサヨナラ負けを喫した。
ダルビッシュは初回。先頭のセンゼルに中前打と二盗を許しパスボールなどで1死三塁のピンチを背負うとスアレスに適時二塁打を浴びいきなり1点を失う。2、3回は無失点で切り抜け立ち直りかけたが4回は2死一塁から、イグレシアスに右中間へタイムリー二塁打を浴び2点目を失った。
勝利投手の権利がかかる5回。先頭のバーンハートから空振り三振、センゼルを右邪飛、ボットを見逃し三振。6回もマウンドに上がったダルビッシュは先頭のスアレスをこの日11個目となる空振り三振を奪ったところで降板となった。
3試合ぶりの白星となる3勝目も目前に迫った2点リードの8回。無死一塁からマウンドに上がったエドワードJr.がスアレスに同点2ランを浴びダルビッシュの3勝目は消滅した。チームは延長10回にサヨナラ負けとなった。
ダルビッシュは5回の第2打席では中前打を放ち2018年4月27日(同28日)の本拠地ブルワーズ戦以来、383日ぶりの今季安打をマーク。2桁奪三振はドジャース時代の2017年8月10日(同11日)対ダイヤモンドバックス戦以来、643日ぶりで通算35度目だった。
○ダルビッシュの全投球内容
【初回】 中前打 見逃し三振 左翼線適時二塁打 二ゴロ 空振り三振(2K)
【2回】 見逃し三振 中飛 見逃し三振(2K)
【3回】 見逃し三振 中前打 遊飛 見逃し三振 (2K)
【4回】 投ゴロ 空振り三振 中前打 右中間適時二塁打 空振り三振(2K)
【5回】 空振り三振 右邪飛 見逃し三振(2K)
【6回】 空振り三振(1K)
(Full-Count編集部)