ダルビッシュ傘下2Aでリハビリ登板、5回3失点「感じはよかった」

16日カブス戦にも復帰と地元紙、実現すれば川崎宗則と対決も?

 右肩の張りで故障者リスト(DL)入りしているレンジャーズのダルビッシュ有投手が10日(日本時間11日)、傘下2Aフリスコのアーカンソー戦でリハビリ登板を行った。5回を投げて6安打5奪三振1四球で3失点(自責3)。72球を投げてストライクは42球だった。

 初回に味方の失策も絡んで1失点すると、2回は3者凡退。3回も走者を得点圏に進めたが無失点とした。4回に先頭に四球を与えた後、次打者ラモスに左中間へ2ランを運ばれて2失点。5回は2死から安打されたが、追加点は許さなかった。

 地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」電子版によると、ダルビッシュは試合後に「感じはよかった。前回よりも感じはかなりよかったです」と通訳を介して話したという。さらに「前回はまだ思い切れない部分はあったが、今日はそんなことはなく思い切り腕を振って投げることができました」と感触のよさを語ったという。

 記事によれば、早ければ球宴明けの16日(同17日)カブス戦で戦列復帰する可能性が高いという。そうなれば、普段から親交のあるカブス川崎との対決も実現するかもしれない。バニスター監督は、球宴中の13日にも行われる予定のブルペンでの状態を見て、16日先発の最終決定をすると話しているそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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