広島新井、13年ぶりの1試合2発 2年ぶりの2桁到達、4安打&5打点の大暴れ

阪神時代の13年5月以来で広島復帰後は初、史上42人目の300本塁打へ残り3本

 広島の新井貴浩内野手が12日の巨人戦(マツダスタジアム)で復帰後初の1試合2本塁打をマークした。

 2点リードの5回無死一塁。2ボール2ストライクから、今村の外角144キロをジャストミート。右翼最前列へ飛び込む10号ソロを放った。

 1点を追う2回1死では内海から同点の右越え9号ソロを放っており、1試合2発は阪神時代の2013年5月7日の巨人戦(東京ドーム)以来3年ぶり。昨年、広島に復帰してからは初だ。7月は7試合で5本目のアーチで、14年以来のシーズン2桁本塁打に到達した。

 5回2死一、三塁ではこのイニング2度目の打席に立ち、左越え適時二塁打。同点の3回1死一、二塁の勝ち越し左前適時打を合わせて4安打5打点。ベテランが大暴れしている。広島は5回に7得点で12-3と大きくリードを広げた。

 通算本塁打では、295本で並んでいた前田智徳氏を抜き、史上42人目の300本塁打へ残り3本とした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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