ヤクルト村上がセ三塁手で1位、両リーグ最多は西武山川…球宴ファン投票中間発表

ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】
ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】

村上は2位の大山に6000票近い差をつける

 日本プロ野球機構(NPB)は27日、「マイナビオールスターゲーム2019」ファン投票結果の第1回中間発表を行い、セ・リーグの三塁手部門でヤクルトの2年目・村上宗隆内野手が1位になった。村上は1万4019票を集めて、2位の阪神・大山に6000票近い差をつけてトップに立った。

 セ・リーグの先発投手部門は広島の大瀬良大地、パ・リーグはソフトバンクの千賀滉大投手がトップとなった。セ・リーグでは他に、中継ぎ部門で阪神のピアース・ジョンソン投手、捕手で阪神の梅野隆太郎捕手、一塁手で巨人の岡本和真内野手らが1位に。外野手は広島の鈴木誠也外野手、巨人の丸佳浩外野手、阪神の近本光司外野手が1位から3位に並んだ。

 パ・リーグでは森友哉捕手、山川穂高内野手、秋山翔吾外野手と西武から3選手が1位に。首位のソフトバンクからは千賀と遊撃手部門で今宮健太内野手がトップに位置した。昨年、両リーグ最多得票を集めたソフトバンクの柳田悠岐外野手は故障離脱の影響もあって、外野手部門4位となっている。最多得票は山川で、2万2881票。

 今季のオールスターは第1戦が7月12日に東京ドームで、第2戦は同13日に甲子園で行われる。ファン投票は5月24日から6月16日まで実施。また、選手間投票も併せて行われる。ファン投票の最終結果発表は6月24日。選手間投票の結果は6月27日に、監督選抜を含む出場メンバーは7月1日にそれぞれ発表される。さらに7月1日から7月3日まで「プラスワン投票」を実施。再びファン投票でセ・パ1名ずつ選出する。

各部門の1位得票選手は以下の通り。

【セ・リーグ】
先発 大瀬良大地(広島)
中継ぎ P・ジョンソン(阪神)
抑え 山崎康晃(DeNA)
捕手 梅野隆太郎(阪神)
一塁手 岡本和真(巨人)
二塁手 山田哲人(ヤクルト)
三塁手 村上宗隆(ヤクルト)
遊撃手 坂本勇人(巨人)
外野手 鈴木誠也(広島)
    丸佳浩(巨人)
    近本光司(阪神)

【パ・リーグ】
先発 千賀滉大(ソフトバンク)
中継ぎ 宮西尚生(日本ハム)
抑え 松井裕樹(楽天)
捕手 森友哉(西武)
一塁手 山川穂高(西武)
二塁手 浅村栄斗(楽天)
三塁手 B・レアード(ロッテ)
遊撃手 今宮健太(ソフトバンク)
外野手 秋山翔吾(西武)
    吉田正尚(オリックス)
    大田泰示(日本ハム)
DH 近藤健介(日本ハム)

【表】マイナビオールスターゲーム2019」ファン投票中間発表、各ポジションの得票数詳細

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