広島30勝到達! 燕13連敗、阪神高山の代打サヨナラ満弾で2位に…29日セ・リーグは?

球団月間タイ記録の18勝を挙げた広島・緒方監督【写真:荒川祐史】
球団月間タイ記録の18勝を挙げた広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

巨人3位転落 DeNA筒香が延長11回V打

 セ・リーグは29日、各地で3試合が行わ、広島、阪神、DeNAがそれぞれ勝利した。

 広島はヤクルトに逆転勝ち。両リーグ最速の30勝に到達した。5月の18勝(4敗1分け)は1994年8月に並び球団月間最多タイ。4番の鈴木が初回にバックスクリーンへ15号2ランをかけると、1点を追う5回には29分間の降雨中断後の2死一、三塁から左翼へ同点の適時二塁打。同二、三塁からは西川の2点適時内野安打で勝ち越した。投げてはエースの大瀬良が7回5安打3失点。5勝目を挙げた。守護神の中崎は8セーブ目。ヤクルトは17年7月に14連敗して以来となる13連敗を喫した。初回に村上の14号3ランで逆転したものの、2回以降は無得点。13連敗以上を記録するのは2年ぶり5度目。球団ワースト、リーグワーストは70年ヤクルトの16連敗となっている。

 阪神は延長12回サヨナラ勝ちし、2位に浮上した。2点を追う8回にマルテの5号2ランで同点。延長11回無死満塁の好機を逃したものの、延長12回1死満塁で代打・高山が1号満塁弾。打率.208と不振だった16年新人王の今季初打点で、両軍合わせて45選手が出場した総力戦を制した。巨人は初回に丸の先制8号ソロ、3回には坂本の通算200本塁打となる17号ソロと試合を優位に進めていたが、澤村の同点被弾が痛かった。高木京は延長11回無死満塁を無失点で切り抜けたものの、最後に8番手・池田が力尽き、3位に転落した。

 DeNAは中日に競り勝った。延長11回、2死三塁から筒香が勝ち越し適時打を放った。5番手の三嶋が今季初勝利。中日は先発の大野雄が8回6安打1失点と力投したものの、打線が援護できなかった。連勝は3で止まった。

(Full-Count編集部)

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