マッサージで肋骨骨折のコレアと婚約者が「疑念」を否定 「DVが原因ではない」

アストロズのカルロス・コレア【写真:Getty Images】
アストロズのカルロス・コレア【写真:Getty Images】

4~6週間の長期離脱、婚約者は「私を非難する人もいました」

 肋骨の骨折で故障者リスト(IL)入りしたアストロズのスター遊撃手、カルロス・コレアが婚約者による“DV説”を否定したと米メディアが報じている。コレアは自宅でのマッサージで負傷したと明かしていた。

 コレアは5月28日(日本時間29日)の朝に負傷したと伝えられている。4~6週間離脱する見込みで、29日(同30日)に「自宅でのマッサージで、肋骨を骨折してしまいました」とコメントを発表。フィールド外での負傷に「不満が募ります」と心境を明かしていた。ただ、この思わぬ形での離脱が憶測を呼び、本人たちが否定する事態となった。

 米ヤフースポーツは「カルロス・コレア、そして(コレアの)婚約者は、肋骨の骨折はDVが原因ではないと公表する」とのタイトルでレポート。「怪我の奇妙さにより、この事態が発生した原因に関するある疑念が生まれた。そして、コレアと彼の婚約者のダニエラ・ロドリゲスがこの話題に対応するよう促されることになった」として、本人たちのコメントを紹介している。2人は、ロドリゲスさんのブログで動画を掲載し、当時の状況を説明した。

 ロドリゲスさんは「今回起きた状況について私を非難する人もいました。DVとまで言ってくる人もいました。これはジョークではないということをとにかく伝えるために、私たちはここにいます。DVは冗談にするような類のことではありません」と、自身の暴力による負傷ではないと明言。さらに、コレアも「自宅にいる際、毎朝行うマッサージを予定通り受けたんだ。肋骨付近をマッサージしてもらって、マッサージ師が肋骨付近に力を圧迫した際に、音が鳴ったのが聞こえたんだ」と話している。

 コレアはさらに「その後すぐに、深呼吸したり歩いたりすると、脇腹が痛み始めたんだ。その時点で、何か問題があると気づいたよ。球団に連絡して、(状況を)彼らに知らせたんだ」と、その後の状況についても説明。アクシデントであったことを強調している。

 いずれにしても、アストロズにとって大きな痛手であることに変わりはない。チームもファンも、早期復帰を願っている。

(Full-Count編集部)

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