菊池雄星、大谷翔平の二安から初回4安打3失点 3勝目へ苦しい立ち上がり

マリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】
マリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】

大谷とはNPB時代は5打数2安打3三振だった

■エンゼルス – マリナーズ(日本時間9日・アナハイム)

 マリナーズの菊池雄星投手が8日(日本時間9日)、今季3勝目をかけて敵地・エンゼルス戦で先発。初回に大谷翔平の二塁内野安打から、いきなり3失点と苦しい立ち上がりとなった。

 初回。ラステラを一ゴロ、トラウトを右飛と簡単に2死を取った。大谷との注目の初対決。151.3キロ直球で内角高めをえぐり、150.2キロの内角直球で空振り。続くスライダーでボテボテのゴロに打ち取ったが、二塁内野安打とされた。続くプホルスの左翼線二塁打で同二、三塁とされると、スミスの右前2点打を許した。さらにカルフーンの遊失で一、二塁とされると、プエロに右前適時打を献上。初回4安打3失点した。

 2人はNPB時代の2017年3月31日の開幕戦以来800日ぶりの対決。通算5打数2安打3三振だった。菊池が先発したT-モバイルパークでの5月30日(同31日)は大谷が欠場したため、対決は実現しなかった。

 菊池は前回5月30日(同31日)のエンゼルス戦で3回1/3で10安打6失点で3敗目。中8日を空けての登板で、この8日間で3回ブルペン入りしてフォームを修正してきた。試合前まで今季13試合登板し、3勝3敗、防御率4.43。一方の大谷は前日7日(同8日)の同カードで「3番・DH」で先発出場したものの、4試合ぶり無安打。試合前まで今季は26試合出場し、104打数25安打の打率.240、5本塁打、20打点となっている。

(Full-Count編集部)

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